テニス肘で勉強になった事

今年の4月後半にテニス肘になり、完治するまでに3か月以上もかかりました。テニスを始めてから早や数十年経ちますが、テニス肘はこれまで20年くらい前に一回罹り、その時は3週間ほどテニスを休むことで比較的軽く済んで治りました。その時の経験があったので、まさか今回こんなにも治りが遅いとは思いもしませんでした。

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スポーツ外来という専門家

知り合いのお兄さんがとある総合病院でリハビリのお仕事をしていて、世界大会に出場しているアイススケート選手団のフォローもされていたチームなんだと聞いていたんです。そのようなしっかりした所で治療してもらえたら良いなと思い受診を申込みしたのです。

その総合病院内の通称、スポーツ外来とよばれている科で診ていただくことになりました。
まず主治医の整形外科の先生に診ていただきました。身体をこうしてください、ああしてくださいとか、先生の補助をうけながら、体を動かしました。それらの動作と反応によって、今回の肘の痛みがどのような要因からおこっているのかを確認されたようです。
その後別のリハビリの先生に治療と予防にひつようなメニューが指示されて、リハビリを50分ほど受けました。

リハビリしていただくと、自分では気が付かなかった箇所でとても痛いところがあったり、いろいろなところをほぐしたり、伸ばしたりといった施術をしてくれて、終わると肘の痛みがいくぶんかやわらいだ感じがしました。その後も2週間に1度程度の割合で数か月通っていたのですが、完治するまでは想像以上の期間がかかりましたね。

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でも、毎回の整形外科の先生の説明がとても丁寧で科学的で素人のわたしでも分かり易かったですし、リハビリの施術などについても効果を含め満足な内容だったので、安心して通ってはいました。

その昔、最初にテニス肘になってしまったときは、近所の病院にいき、整形とか専門の科とかないところで、でてきた先生に状況を説明しましたが、湿布薬を処方され2週間から1ヶ月はテニスを休むようにと言われて終了でした。その時の治療の様子を思い出すと、隔世の感がありますね。

テニスを末永く続けていきたいと常々思っているので、このような専門家に知り合えることができて本当に良かったです。

テニス肘の原因は意外なことだった

テニス肘というと、テニスでフォアハンドストロークやバックハンドストロークを打つ時のフォームに問題があり手打ちが原因でなるもの・・・と何となく思っていました。
今回、診ていただいた整形外科の先生の説明を聞いてビックリ。腰上のあたりの筋肉の疲れから、その周辺が固くなってきていることが要因だと言われるのです。

リハビリの先生に、そういった箇所を施術してもうらうと確かに硬かったり、とても痛みを感じたりしました。テニスを始める前と終わった後の、自分でも簡単にできる、予備運動などをしっかり教えてもらって、体の各部に疲れを残さない事の大事さを学びました。

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